高まる健康経営の重要性
新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
昨年はコロナ災禍により、今まで当たり前と感じていた様々なことについて考え直す契機となった年になりました。
例えば仕事であればテレワークが普及し、通勤が無くなることで時間と体力に余裕が出きました。しかし一方で急ぎテレワークの対応を行った企業も多かったため、複雑な情報の共有・会社と社員との繋がり・顧客、仲間との信頼関係の構築などに関して苦慮されている声を当事務所でも多く聞きました。
また健康面につきましては、第26回産業構造審議会総会資料よりますと、新型コロナをきっかけに7割の回答者が「健康意識が変化した」とする調査があり、テレワーク・外出自粛等によって体重変化への意識の高まりから、テレワークを実施する企業も、従業員の健康管理上の課題を認識している結果が出ているそうです。
健康経営とは従業員の健康保持・増進の取り組みが「将来の収益性を高める投資である」との考えのもと「従業員の健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践すること」です。
「健康経営」は従業員だけでなく企業の側にも大きなメリットが存在します。
社員が健康になることで企業の生産性が高まり、新たに中小企業向けで経済産業省が認定制度を創設するなど健康経営に取り組む企業が社会的に大きく評価される流れになっています。
更に、コロナ渦での健康意識に変化がみられることで企業による健康投資の後押し、テレワークをはじめとして就業環境の変化が起きたことを踏まえての企業の健康投資の見える化、資本市場での適切な評価が行われるための環境整備を進められていくことは今後健康経営の目指すべき姿とされています。
企業経営、関連法規、保険事業、先進事例を熟知してる健康経営エキスパートアドバイザーといたしまして、withコロナ渦における従業員の健康課題、健康経営への取組みにつきまして経営者の皆様から求められるコンサルティングをご提案していくことを継続して参ります。